director's voice

萩原千春さんより

陶芸の萩原千春さんからのメッセージをお届します。

Q1
図録掲載作品のタイトルと作品について教えてくださいますか?

A1
ポットを出品いたします。
柿釉、瑠璃、炭化焼き締め、白磁、青白磁、桜色などです。
急須もいくつか。
今まで作ってきた釉薬たちです。

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(撮影 元家健吾)

私もずっと愛用してきている千春さんのポットと急須。
久しぶりにたくさん拝見できる機会に喜んでいます。

Q2
図録冊子がお手元に届いた時の感想をお聞かせくださいますか。

A2
ながく続いてきた「工房からの風」の節目の冊子に
参加できたことをうれしく思いながら頁をめくりました。
はじめて出展してからの今までを振り返るよい機会になりました。

Q3
12月2日いちにちだけコルトンホールに現れる「作り手の本棚」。
千春さんは、どのような本をお貸しくださいますか。

A3
河北倫明 監修 有元容子 編
日経ポケットギャラリー 有元利夫

大学一年生のときに有元利夫氏を知り、
タブローに使う絵具へのこだわりや額まで自作する制作姿勢にとても感銘を受けました。
すでにお会い出来ない存在となっていましたので、
氏の言葉とスケッチをたくさん収録した「もうひとつの空」とともに繰り返し読みました。
この本は文庫より少し大きいサイズなので、よく持ち歩いていたのを憶えています。

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千春さんは終日在廊くださる予定です。
萩原千春さんのホームページはこちらになります。
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